Shaftcom C
「高速」で「高精度」な測定を実現し、生産現場での自動化にも対応できる光学式シャフト形状測定機
シャフト形状ワークピースの寸法公差や幾何公差を短時間で評価
特長
光学機器のグローバルメーカーであるJENOPTIK Industrial Metrology Germany GmbH と東京精密は、シャフト測定機の日本国内における販売及び保守サービスに関して提携、東京精密の製品ラインナップに加え、「Shaftcom(シャフコム)」として販売を開始いたしました。Shaftcomは、円筒形状の部品の品質管理を生産ラインの中で行うことができます。テレセントリック光学系を用いた内蔵カメラシステムにより、生産ラインにおいてすべてのワークの寸法と輪郭を光学的に短時間で測定します。
圧倒的な測定速度と高精度・高分解能を両立
高速測定が可能なラインスキャンカメラ
高精度・高分解能を実現する7500ピクセルのラインセンサ
測定プログラム実行時に光学式センサを自動校正
光学式センサ精度
最大許容測定誤差 MPE:
径方向 (1.0+D/200) μm
長さ方向 (2.6+L/200) μm
生産現場への設置にも対応する優れた耐環境性
カメラの汚れを自動検知するモニタリングシステム
防塵/防水規格 IP52対応のカメラ
ヘッドストックや内蔵マスタを油や塵、埃から保護するシーリングカバー
本体内蔵型パソコン
測定機内で発生する熱から測定部を保護する3層構造とベンチレーションシステム
測定プログラム実行時に環境温度を自動補正
多彩な項目を直感的に測定&解析
寸法公差や幾何公差、ねじ形状などの項目を一度の測定で評価
誰でも扱える優れた操作性の測定・解析ソフトウェア Tolaris Optic
キー溝や穴など、光学式センサでは陰になって測れない形状や、軸方向(axial) の振れを正確に測定できる接触式プローブ(Shaftcom C with T3Dのみ)
接触式プローブ精度
最大許容測定誤差 MPE:
径方向 (3.7+D/200) μm
長さ方向 (3.6+L/200) μm