SURFCOM NEX 200 DX2/SD2
あらゆるワークピースを短時間で効率良く、幅広い温度環境下で測定できる
「表面粗さも、輪郭形状も、これ1台で測定が完結」
特長
表面粗さも、輪郭形状も、どちらの評価も必要な場合も
自由自在な検出器の組み合わせであらゆるワークピースに対応
測定レンジ従来機比2倍以上の新開発のワイドレンジハイブリッド検出器を搭載し、傾斜面や起伏形状、R面のある表面粗さ・輪郭形状をワントレースで効率良く評価。さらに、表面粗さ測定用/輪郭形状測定用の専用検出器もワークピースに応じて自由自在に付け替えや後付けができます。SURFCOM NEX1台あれば、他の表面粗さ・輪郭形状測定機はもう必要ありません。
クラス最速の高速駆動とワイドレンジハイブリッド検出器で準備や測定を短時間で完了
駆動速度の大幅な向上により、手動でのワークピースへのアプローチや、CNCプランの作成、CNC測定中の駆動時間を短縮。準備から測定まで検査工程全体での効率化を図れます。さらに、ワイドレンジハイブリッド検出器を使用することで、表面粗さと輪郭形状を別々に測らずに済み、傾斜面やR面の表面粗さ測定時に避けて通れない緻密なアライメントも省略できるため、最小の手間と最短の時間での検査を実現します。
超低振動測定と20±5℃での運用が可能な世界唯一のリニアモータ駆動部搭載機
東京精密の特許技術であるリニアモータ駆動部を従来のSURFCOM NEXから継承。超低振動駆動機構により振動由来のノイズの発生を抑え、高精度な測定結果を提供します。さらに、温度変化によるスケールへの影響をリアルタイムに補正することで、20±5℃という広い温度範囲での精度保証を実現。温度管理のしづらい環境においても、信頼性の高い測定結果を導き出します。
新開発!ワイドレンジハイブリッド検出器
Z軸測定範囲は従来機比 2.6 倍の 13 mm。ワイドレンジにもかかわらず、Z方向測定範囲すべてで0.0009 μmの高分解能を発揮します(LH=50 mm測定⼦使用時)。さらに、測定範囲を 26 mm に拡大するLH=100 mm測定子*や、測定範囲を39 mmにまで拡大できるLH=150 mm測定子**もご用意しています。
*粗さ・輪郭形状両用のものはオプション
**オプション
測定子の差し替えだけで広範囲の輪郭形状測定にも対応
オプション測定子に差し替えることで、Z軸測定範囲をさらに拡大することが可能です。検出器を交換することなく、測定子の差し替えだけでワイドレンジの輪郭形状を測定できます。LH=150mm測定子であれば39 mm、さらにLH=200 mmの測定子であれば、一般的な輪郭形状測定機に匹敵する52 mmまで測定範囲が広がります。