世界の最前線で最先端の技術で仕事をする。
Y.M
半導体社 技術部門
加工・バックエンド技術部
2019年入社
世界で仕事ができ、最先端の技術に触れられる職場。
どのような魅力と可能性を感じて、当社を選んだのでしょうか？
半導体のトレンドに興味があり、実際に加工に関わることで半導体市場をより深く知ることができることに魅力を感じました。
当社は海外顧客比率が高く、世界中のお客さまと最前線で仕事ができる環境があることや、半導体のプロセスを身近に学ぶチャンスが多い環境であることなどに惹かれて、入社を決意しました。
大学では化学を専門に学んでおり、前職では化学の知識を活かして半導体後工程用材料の開発に携わっていたのですが、加工プロセスそのものに興味が湧いたことが転職を決めたきっかけです。
ミッションを円滑にこなすために必要な原因追及と改善提案。
仕事内容とミッションについて教えてください。
台湾のお客さま向けの研削や研磨デモ、既存装置の新オプション開発などの業務を担当しています。当初は1社のみの不具合対応やデモ加工に注力していましたが、現在では複数社のサポートを同時並行で行っています。定期的に台湾オフィスのメンバーと会議、電話、メールなどでやり取りを行い、設計・電気・ソフトチームの方と既存ユニットの改良や新規設計についての議論なども行っています。
この業務では積極的なコミュニケーションが重要であると考えています。
早急な対応が求められるので、常に必要な情報を入手・インプットできるよう心掛けています。
また加工した結果についての深い観察眼を持つことも業務を円滑に進めるために必要なことだと思います。例えば加工が失敗した場合は、原因追及と改善提案を道筋立てて考える力が必要です。そのため、常に「なぜ、なぜ」と深堀する癖を持つよう心掛けています。
1つ1つ精密さが求められる仕事。だからこそ感じるやりがい。
仕事のやりがいについて教えてください。
加工に関する提案が、実際にお客さまの現場で問題なく立ち上がった際にやりがいを感じます。
詳細を決定するまでには多くの時間と労力が必要で、試行錯誤の繰り返しや、原因追及・改善提案を1つ1つ高い精度で進めていく必要があります。
そのような中で、完成まで遂行できたものがお客さまに届き、問題なく立ち上がった時は喜びで心が満たされ、とてもやりがいを感じます。
「不可能」と決めつけないことが仕事を成功に繋げる鍵になる。
これまでの経験の中で印象に残っているエピソードを教えてください。
デモ加工を担当した新規顧客の案件が採用され、装置の販売に繋がったことです。
当時は、お客さまがその材料に研削を行うこと自体初めての試みでした。さらに私自身もあまり加工経験がない材料であったため、できなくはないものの加工時間がかかってしまう結果となりました。
本来であれば加工不可と言ってしまいそうなレベルで、正直にお客さまに「可能ですが、加工時間がかかります」と報告したところ、「加工できる可能性があるならぜひお願いします」と装置の採用に繋がりました。
この経験を得て「自分自身が不可能と思うレベルと、他人が思うレベルは異なる。自分で勝手に線引きをしてはいけない」という事を学びました。
またこの時から難しいと思うプロジェクトでも「必ず成功につながるポイントはある」と考えるようになりました。その一方で、加工前の情報収集が不十分だったとも感じており事前の準備の大事さを痛感しました。
世界の最先端で働ける環境。
当社で働く魅力と、今後の目標について教えてください。
海外顧客比率が高く、世界中のお客さまと最前線で仕事ができる環境があることが当社の魅力です。社内に限らず、社外の方ともディスカッションできる機会が多いため、一つの着眼点にとらわれず様々な角度や広い視野を持ち仕事をすることができます。
はじめは不安が大きいことはもちろんですが、だからこそ仕事を完遂できた時の達成感ややりがいもとても大きいです。
また最先端の半導体技術に触れる機会があるのも大きな魅力です。
半導体のプロセスや市場動向を、自ら積極的に調べて勉強して熟知し、加工装置がトレンドにどう関わっていけるのかを提案できるようになりたいと思います。
社員インタビュー
