トップページ サステナビリティ 環境
製品を通じた環境貢献(エコプロダクツ)

製品を通じた環境貢献(エコプロダクツ)

東京精密グループは、これからも、安全・品質・高性能かつ環境に配慮した製品を提供する、責任あるモノづくり企業であり続けたいと考えています。

新製品開発審査

当社は独自の社内規程(TES*)に基づいて、新製品の環境性能を審査することで、環境に配慮した製品開発に取り組んでいます。新製品開発審査規定に従い、製品企画テーマごとに製品企画審査委員会が設置され、審議を行う仕組みです。審査規定には、開発および設計の際に考慮すべき原則が定められており、コンパクト化、部品点数の極少化とともに環境対策について審査するよう記載されています。

* TES(東京精密技術標準)

東京精密規程(TMR)で規定された生産活動に関わる、開発・設計・製造・生産管理・品質管理・サービスおよび環境管理に適用する規則で、拘束力・強制力を持つ規定・規格・標準・基準・要領

新製品開発審査体制図

新製品開発審査体制図

製品企画・開発と審査の流れ

製品企画・開発と審査の流れ

*リスクマップ
重大不具合の発生を未然に防ぐため、過去の不具合事例や社内外の発生事例をもとに、
装置の設計・製造・サービスの提供において潜在リスクの有無を判断し、そのリスクを排除する措置を取るためのもの

 

*開発の原則・設計の原則
製品の設計・開発を要求事項に適合させ、人命・身体・財産の安全および環境保全を確実に担保するため、「開発の原則」および「設計の原則」を制定しています。
設計・開発の各段階において、責任と権限を明確に定めた上で、レビュー、検証、および妥当性確認を実施し、その結果を厳正に評価しています。

 

開発の原則
https://www.accretech.com/jp/company/management.html

 

設計の原則
10のうち環境に関わる原則
(4)部品点数の極少化
(7)コンパクト化
(10)環境対策

・ライフサイクル全体での環境負荷低減を実現

①省エネ設計

定常運転時および待機時消費電力量
起動時間

②省資源設計

製品の重量、設置スペース
製品の補助材(水、純水など)使用量
製品および消耗品の長寿命化

③有害化学物質の含有禁止または抑制

含有禁止物質の含有禁止

④化学物質の削減、排出物対策

化学物質使用量
排出経路の確保、再利用

⑤製品廃棄時への配慮 解体の容易化、リサイクルに適した分解

製品開発時のライフサイクルアセスメント(LCA)

当社は、製品の全ライフサイクルにおける環境負荷への責任を認識し、2016年にCSR推進委員会の技術ワーキンググループによって製品の製造から廃棄までの各段階における環境負荷を、CO₂排出量に換算する算定基準(ライフサイクルアセスメント:LCA)に統一しました。この方法により求めたCO₂排出量を新製品開発審査時の必須評価項目と定めています。設計時にはLCAの目標値を設定し、結果の判断として評価機などによるLCAの実績を算出、評価しています。また、2023年度より、既存製品のLCA算出を順次行い、Scope3カテゴリ11(自社が販売した製品の使用に伴うCO₂排出量)のシミュレーションを行うとともに機能向上による排出量削減の評価を行いました。今後も生産効率向上と排出量削減の両立を実現する改良を行っています。

 

2025年度 デザインレビュー(DR)におけるライフサイクルアセスメント(LCA)遵守率
 LCA算出遵守率:100%(3件/3件)
 LCA評価遵守率:100%(5件/5件)

環境配慮型製品

当社グループの製品は生産設備という性格上、稼働時間が長く長寿命であることから、CO₂排出量に換算した場合、製品使用時の電力消費がライフサイクル総排出量の多くを占めることになります。
このため当社は、お客さまのモノづくりの現場での環境負荷を低減する製品の開発・設計に注力しています。

装置パフォーマンスの向上:スループット向上、設置面積の省スペース化、ユーティリティ消費量削減など

ソリューションの提供:技術向上、プロセス改善、データ活用による最適化・自動化・予測など

半導体製造装置

スループット向上による環境負荷低減

HRG3000RMⅡ

ウェーハ薄片化時間を約50%短縮(PG3000RMX比)

AP3000

ロット処理時間を約20%短縮(UF3000EX比)

精密測定機器

幅広い精度保証温度による環境負荷*低減

SURFCOM NEX、XYZAX AXCEL

* 幅広い精度保証温度による環境負荷:

測定機器は20℃環境での精度保証が一般的ですが、これを幅広い精度保証温度とすることで空調にかかる電力を低減できます。

省電力PC搭載による環境負荷低減

SURFCOM CREST、DISTAX

脱炭素化に向けたパワー半導体への対応

パワー半導体は、電力変換を司るキーデバイスです。電力消費量を減らし、効率よくエネルギーを使用できるようになるため、電気自動車や鉄道車両、冷蔵庫やエアコン、風力発電、再生可能エネルギー関連など、さまざまなエレクトロニクス機器に搭載されており、脱炭素社会の実現に向けて必要不可欠とされています。

当社グループでは、高電圧・大電流に耐えられ、エネルギー損失が少なく、小型化が可能な次世代パワー半導体に対応した製品のラインナップを強化しています。

次世代パワー半導体対応製品ラインナップ

SiC/GaN基板などの硬脆性材料の研削が可能

HRG200X / HRG300

HRG200X / HRG300

高剛性研削盤

 

SiC/GaN向けの高耐圧、大電流に対応したオプションを用意

UF2000

高圧・高速研磨によりSiCウェーハの研磨レートを向上 SiC向けのブレードを展開

プロービングマシン

 

高圧・高速研磨によりSiCウェーハの研磨レートを向上

ChaMP-211 / ChaMP-232

HRG200X / HRG300

CMP(Chemical Mechanical Polishing)装置

SiC向けのブレードを展開

精密切断ブレード

高圧・高速研磨によりSiCウェーハの研磨レートを向上 SiC向けのブレードを展開

脱炭素化に向けたモノづくりを支える精密測定機器

自動車や航空機などで動力を効率よく細部に伝えるためには、設計通り、規格通りの部品が必要です。部品の寸法や形状、真円度や表面粗さを測定・管理できれば、性能や燃費の向上を通じ、脱炭素化の進展にも貢献できます。
当社は、「測れないものは、つくれない。」という基本思想の下、測る技術を通じて自動車産業や航空機産業の性能向上・燃費向上に貢献しています。

XYZAX AXCELシリーズ

豊富な測定アプリケーション
自動車産業や航空機産業の性能向上・燃費向上に計測を通じて貢献

XYZAX AXCELシリーズ
XYZAX AXCELシリーズ
写真はOpt-BLISKのもの

サステナブルな社会の実現に貢献する二次電池の安全性評価

近年、温室効果ガス排出がもたらす気候変動が顕在化し、世界各地で自然災害が多発しています。特に内燃機関式自動車や石炭を使う火力発電などは大量のCO₂を発生させていると言われており、その抑制が将来の地球環境を救う鍵になります。CO₂を発生させない電気自動車や太陽光発電による電力を蓄電するシステムなどの迅速な普及が求められており、その核になるのがリチウムイオン電池をはじめとした二次電池です。二次電池の充放電性能や寿命の検査ができる当社の充放電試験システムは、電池の開発時試験や製造時検査に使われ、より安全で高性能な電池の開発や製造の安全性・性能の確認に貢献しています。

充放電試験システムラインナップ

セル
モジュール
パック

半導体と計測の相乗効果による新たな価値創出

当社グループは、“計測技術”を持つ唯一の半導体製造装置メーカーです。当社ならではの新しい価値創出として、半導体製造装置の計測機器ビルトインモデルを展開しています。表面性状を測定する3D白色干渉顕微鏡であるOpt-scopeを搭載することで、形状や表面性状の検出精度を高め、品質と生産性の向上に貢献しています。

計測機器ビルトインモデルの半導体製造装置

半導体と計測の相乗効果による新たな価値創出

梱包材の削減

当社製品の梱包にリターナブル梱包材を採用した際の廃棄物・CO₂排出量の年間削減量を試算しています。リターナブル梱包材は、段ボールに比べて耐久性があり、発送先から回収、繰り返し使用することで、廃棄物を減らし、環境への負荷を軽減することができます。「SURFCOM NEX」を対象に導入を進めており、国内向け検出器の梱包においては、リターナブル梱包材の採用率100%を達成しました。

梱包材の削減



各課題への取り組み

トップページ サステナビリティ 環境
製品を通じた環境貢献(エコプロダクツ)