グループ会社紹介
東京精密グループの関連会社を紹介いたします。
東精エンジニアリング
会社概要
設立年月日
1969年4月15日
本社所在地
茨城県土浦市東中貫町4-6
代表者
代表取締役社長 後藤 克志
売上高
16,813百万円(2024年3月期)
従業員数
621名(2024年3月31日時点)
(注) 従業員数は当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含みます。
拠点情報
本社、国内工場3工場、海外工場3工場、国内サービス14拠点、海外7拠点
事業内容
当社は、東京精密の計測機器のサービス、測定の自動化・省力化機器および半導体製造装置の開発・製造を行う東京精密100%出資の連結子会社です。自動計測事業、半導体製造装置事業、サービス事業の3つを主力事業とし、自動計測事業では自動車や家電製品等の生産ライン向け自動計測機器を、半導体製造装置事業ではウェーハの面取り機等の開発・製造を行っています。サービス事業では、計測機器の校正・修理・保守を行い、業界トップクラスのサービス拠点網を確立しています。
2023年10月には、東京精密の連結子会社である株式会社アクレーテク・パワトロシステムからサービス事業の譲渡を受け、当社サービス事業の取り扱いラインナップに二次電池を試験・評価する充放電試験装置が追加されました。
私たちは創業以来“カスタマー・ファースト“を念頭に、独自の技術とサービスの提供に全力を傾注してまいりました。特に、企画・提案から設計製作およびアフターサービスに至るまで、長年の経験とノウハウを有する技術担当者が直接、お客さまのご要望や悩みに耳を傾けるという、私たちの製品・サービスの原点となる考え方に加え、近年は当社を取り巻く環境の変化も著しく、従来の製造業としての役割を通じて低炭素・循環型社会を新たに実現していくことを重要な経営課題と捉え、お客さま・地域社会の持続的な発展に向けてさまざまな課題解決にも取り組んでいます。
お客さまからの課題として計測機器分野では、自動車、家電をはじめとする各種製品の省エネルギー化、クリーン化等の面から、より精密な計測が求められています。一方、半導体製造装置分野では、より微細化・高集積化の進む半導体チップのコスト削減、歩留まり向上のため、ウェーハの精度向上、ウェーハサイズの大径化が求められています。
このように、高度化、多様化するニーズに応えるため、そしてよりよい環境の創造と保護に寄与するために、当社グループのモットー(行動指針)である”WIN-WINの仕事で世界No.1の商品を創ろう”の下、私たちは日々さまざまな施策や技術開発を推進しております。
当社の管理体制としては、2020年5月には、本社機能のある神立工場でISO9001とISO14001の両認証の統合マネジメントシステムを構築し、認証を取得しております。現在では新潟工場および名古屋工場を含めた全3工場で認証を取得し、より工場間の連携を深め、効率的にマネジメントシステムが運用できる体制を整えました。
「環境方針」としては「1. 地球環境に配慮した製品・サービスの提供」「2. 環境負荷の低減」「3. 地球温暖化防止の取り組み」「4. 環境汚染防止」「5. 継続的環境保全活動」の5つを挙げ、この方針に基づき、全ての事業活動を行っております。製品・事業活動を通じて、電力・CO₂排出量の削減を目指すとともに、省資源の推進、廃棄物量や化学物質総排出量の抑制を進め、持続可能な社会を実現するために継続的改善を実施しています。
環境保全と製品の安全・高品質を両立することにより、地域社会へ貢献し、顧客ニーズに応えていくとともに、全社で積極的な労働安全衛生活動を行い、健全で働きやすい職場環境を維持し、より持続可能な職場づくりを推進しています。
今後も東京精密グループの一員として、より付加価値の高いモノづくりとサービスの提供を実現するための強固なバリューチェーンを構築するとともに、国際社会から信頼される公正で透明性の高い経営活動を展開していけるよう、積極的に役割を果たしていきます。
トーセーシステムズ
会社概要
設立年月日
1985年10月1日
本社所在地
東京都八王子市石川町2968-2
東京精密工場内
代表者
代表取締役社長 川村 浩一
売上高
3,052百万円(2024年3月期)
従業員数
174名(2024年3月31日時点)
拠点情報
国内2拠点、海外0拠点
事業内容
当社はソフトウェアの分野で東京精密を支えるソフトウェア専門のグループ会社です。半導体製造装置、精密測定機器および関連装置を制御する「組み込みソフトウェア」、「Windowsアプリケーション」開発を担い、高品質で安全なモノづくりに貢献しています。基幹システム(ERP)の開発・運用サポート、インフラの保守、ホームページ作成などにも携わっており、グループ全体の多岐にわたるソフトウェア業務全般を担っています。
グループの内外にソフトウェア開発サービスを提供する当社は、お客さまの重要な情報資産を厳重に取り扱うことを最重要課題だと考えています。
全ての従業員に対して、情報セキュリティの重要性と情報の適正管理について教育、ルール制定など、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)をPDCAサイクルに則って運用しています。情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格「ISO27001」は2017年より認証取得しています。
当社は、組み込みシステム技術協会(JASA)主催のETロボコンのスポンサー企業として参加しています。協賛企業として、ETロボコンの参加を希望する学生や学校を支援しています。そのつながりの中で当社が属する「組み込み業界」をリードするエンジニアを育てることは、社会に対する役割だと考えています。
当社は東京精密のグループ企業として、法令や社会的規範を遵守し、誠実かつ倫理的に行動しています。コンプライアンスに関わる知識充実と意識レベルの維持向上のために、e-learningや集合研修を含め、さまざまな角度から教育の機会を設けています。
東精ボックス
会社概要
設立年月日
2001年9月1日
本社所在地
東京都立川市曙町1-22-17
代表者
代表取締役社長 矢向 秀一
売上高
1,576百万円(2024年3月期)
従業員数
53名(2024年3月31日時点)
拠点情報
国内4拠点、海外0拠点
事業内容
当社は宅配ボックスの製造・販売・サービスの提供を行う東京精密のグループ会社です。物流業界ではEC市場の拡大による宅配便の個数増加、およびトラックドライバーの不足などにより輸送時間の長期化や再配達が増加してドライバーへの負荷が増大しています。このような環境下の解決策として、宅配ボックスが脚光を浴びています。また、新型コロナウイルスの影響やセキュリティ面から、非対面での荷物受け渡し要望が増えています。そのため、宅配ボックスの普及こそが社会に大きく貢献する事業と考え、お客さまが導入しやすいように、お客さまの多様化するニーズに適したさまざまな製品をそろえると同時に、生産能力の拡大に努めております。最近では集合住宅向けだけではなく、企業さま向けの製品もそろえました。また、ご利用される皆さまにはより便利で、安心してお使いいただけるように非接触ICカードキーや顔認証システム、メール配信システムなど、先端技術にも取り組んでおります。
当社は東京精密のグループ会社として、e-learningによる行動規範などの従業員教育、業務改善の表彰制度などを通じて健康で安全、働きやすい職場環境をつくっております。また、サステナビリティ活動にも積極的に取り組み、社会への貢献を進めてまいります。
各課題への取り組み